ほどく前に不具合を特定
近接写真を撮り、パターン上に位置を記して不具合部分を保管します。縫い糸の切断、縫い糸が残ったまま地糸が縫い目からずれる現象、生地の破れは別の観察です。すべてを生地が弱いとまとめず、縫製担当と現物を確認してください。針や針目をすぐ変更する前に、どの動作またはケア後に起きたかを残します。まだ見ていない状態は未確認のままにします。
荷重がかかる服の部位で試す
パンツの股ぐり、ヒップ、ポケット口を量産パターンで作ります。針、糸、縫い方、針目、縫い代、裏地の取り付けを記録し、予定する動作と合意したケアを試してください。裏地の張りやパターンの運動量が開いた部分に関係していないかも確認します。平らな直線縫いの一片だけでは完成服を代表できません。構造変更後は影響する部位を再確認し、変更しただけで解決とは扱わないでください。
試験機関には現象に合う質問をする
試験が必要なら、縫目での地糸の滑脱と縫い目を破断する力を区別します。ISO 13936-1は滑脱、ISO 13935-2はグラブ法による縫い目破断力を扱います。方法の適用は試験機関に確認し、布方向と試験片の縫製仕様を記してください。このページは共通の合格値を示しません。プロジェクトの基準を試験前に合意し、報告書を実際の生地品番と縫製版にひも付けます。
ISO 13935-2の対象は直線縫いで、結果をすべての曲線縫いへ直接広げることはできません。
縫製担当と供給者に渡す証拠
- 不具合片、写真、パターン上の位置
- 針・糸・針目・縫い代と裏地仕様
- 着用観察と試験機関の結果を別に記録
- 変更部位の再確認と合意した判断
服作りでよくある質問
縫い代を増やせば直りますか?
運動量、糸、布方向、裏地も関係する場合があります。原因を確認し、変更内容を記した試験片を元の仕様と比較して判断します。
生地の引張強さがあれば縫い目も承認できますか?
縫っていない生地の報告は別の質問への証拠です。縫製部には服を代表する縫い目構造と適切な方法の結果が必要です。